嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

自衛隊が募集難、定員割れが常態化

友人と北海道に旅行してきました。

さすが北海道、自衛隊の人材募集広告を随所で見かけました。

多くの国では軍人って社会的地位が高いのだそうですが、私達老人世代が若かったころなんか、日教組の「平和教育」盛んな時期で、自衛隊員の子供ってだけでいじめを受けていました。

いまでは、災害派遣など地道なご努力もあってか、自衛隊員を見る目は大幅に良くなったと思いますが、やはり体を使う3K仕事、大変な苦労して、時には隊内でセクハラ、パワハラを受け、なにかあるとマスコミから叩かれる、行きたがる人は少ないだろうな、そう思って調べてみました。

 

7月8日の防衛省発表によると、令和5年度の自衛官の採用人数が募集に対して51%と過去最低となったとのことです。原因は、特に自衛隊がきらわれたということよりも、人口減、景気拡大にともなう高卒の有効求人倍率の増加(失業率の低下)が原因だとか。

 

その結果、令和4年度末時点で、自衛官の定員24万7154人対する実際の自衛官数の割合を示す「充足率」は92%にとどまり、定員割れの状況は常態化しているようです。

 

宿舎付きとは言え給与が安い上に、勤務環境や規律が厳しく、1日の糧食費が1000円に満たないなどおどろくほど待遇が悪い、それで有事の際には命の危険さえある、私だったら入ろうとはおもいません。どうせ身体検査で不合格になるのは目に見えていますが。

 

自衛隊の任務は、日頃の訓練や研究、パトロールによる牽制機能(防衛)、災害派遣、国際平和活動など「外交」、などだと思いますが、近隣諸国が不穏な動きをみせている一方、日米安全保障体制にゆらぎが見える今、好み充足状態を放置しておいてよいはずはありません。

 

そうした折、6月21日、「出入国管理及び難民認定法等の一部を改正する法律」及び「出入国管理及び難民認定法及び外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律の一部を改正する法律」が交付されました。

防衛省では、これを受けて、外国人にも門戸を開放することで、人員の補強をはかることになりました。採用後は日本語の補講なども実施する予定ですが、受け入れ側としても隊内での傷病やトラブル等発生に備え、中国語、ネパール語ベトナム語ミャンマー語などの通訳要員を育成していく方針だとのことです。