嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

セミの気持ちになれば、人生の幸せがわかる?

随所でニイニイゼミの声がきかれるようになりました。

よく知られていることですが、地上で目や耳にするいわゆるセミの寿命は1週間程度、でも成虫になる前の地中にいる期間を含めると7年程度あり、そう短いものではないようです。

 

同じように、ホタルもっピカピカ光らせながら空を飛ぶのは1週間程度、しかしながら幼虫の時期、水中から地中に移り蛹を作るまでの間が10ヶ月から1年程度あるので、これも昆虫としてはそう短いわけではないようです。

 

そういうことで、この子達、わずか1週間のはかない命と言うのではなく、同情する必要なないようですが、それでは人生の華はいつ? 

空を飛び回って歌ったり光らせたり、それって本人たち楽しいのでしょうか。

ホタルの如きは、その間飲まず食わず、本能に導かれてひたすら異性を求めてアクセクと動き回るだけ。

そう言えば、セミの世界でも、ある種の樹液を吸っていると永遠に羽化しないという噂がひろまり、この木の根元には沢山の幼虫が集まっているそうです。

そう、彼らは悟ってしまったのです。天敵も少なく、煩悩もなく、大きな苦労なしに美味い受益を吸い放題の幼虫の時期7年間が一番幸せなのでは。

 

われらが人間、バブバブいいながら、お乳飲んで、やがて口利いて食事できるようになって、ランドセルなんか背負っていっちょ前の口利くようになり、制服なんぞ着て生意気な口を利いて暴れまわるようになる。この頃から気の早いやつは子供作ったり、作る真似事したりする。そのうち酒なんかのむようになり働いて自活する。そしてその大人と呼ばれる期間がやたらと長くて、そのうち男女とも生殖能力がなくなり、口だけ偉そうなこといいながらも体は弱ってきて、やがて寿命を終えます。

 

そのどの時期が一番幸せ? そりゃ青春時代だなという人、新婚時代という人、子供育て大学に行かせた頃という人、離婚して自由になってからという人、仕事やめてからという人、今が一番という楽観的な人、幸せを感じたことないという人、それぞれです。

 

でも、最近、独身主義者が増えています。

これって、セミの気持ちが分かったらだと思います。