こんなニュースがありました。
韓国の大韓航空は携帯手荷物を含めた乗客標準重量測定を8月28日から実施すると発表しました。これは国土交通省の告示によるもので、搭乗ゲートで測定され、資料は匿名で収集され、安全運航のための資料として使われるとのこと。
これに先立って、ニュージーランド航空は同様の趣旨で、国内線では2021年に、国際線では5月31日から7月2日までの間、オークランド国際空港から国際線に搭乗する乗客を対象に体重測定を実施したようです。 (ここまではホントの話)
飛行機といえば、格安航空(LCC)に乗ると、機内持ち込みは7キロ(会社による)、受託手荷物(カウンターで預けるもの)は有料となっているのはご存知のとおりです。LCCでなくても、例えばJALの国内線は20キロとか制限があり、それを超すと有料となります。
当然と言えば当然なのですが、一方で、40キロくらいしかなさそうな方も、100キロを優に超えれいる方もおられ、ちょっと割り切れないものを感じていました。
あまり差別的なことは申せませんが、海外路線によっては、100キロは軽く越そうという乗客を沢山みかけます。一所懸命持ち込み荷物を7キロに減らしているのに何かなー。
我らがANAやJALも、体重測定に踏み切ることになりました。目的は、統計を取るためで、測定された数値は係員にも見えない仕組みになっており、プライバシーには配慮されているとのことですが、どうも、何か裏がありそうです。
― 今日はビール1杯だけかい。体調がわるいんかい?
― いや、来月、台湾出張が決まったんだよ。
― そうか、台湾でいっぱい美味しいもの食べるために今から腹減らしておこうってわけだな。いいなあ、ついていきたいよ。
― そんなんじゃない、経理がうるさくて、LCCの旅費しか出してくれないんだよ。それに知っているかい? 最近、ピーチやジェットスターじゃ、機内持ち込み7キロ、総重量90キロという制限ができちゃったんだ。オレ、体重85キロだろ、服やら何やら身の回り品もあるので、減量するしかないよな。お土産も買ってこれない、身も細る思いだよ。