「ダイナミックプライシング(変動価格制)」という言葉は、さほど浸透していないかもしれませんが、日常生活のなかでも馴染みのあることです。
要は、消費者の需給に応じて頻繁に価格を変動させることで、チケットの早割とか、居酒屋の17時まで割引とか、タイムセールとか、JRの指定席料金なども繁忙期は高くなりますね。JRといえば、毎日の通勤でも「オフピーク定期券」があります。
ほかにも、高速バス、Jリーグ、ユニバーサル・スタジオ、東京ディズニーランド・東京ディズニーシーなどレジャー分野では珍しくなくなりましたね。
こんな経験をしました。
今、フジの花がきれいなので、ちょっと遠出したのですが、途中、ネズミ捕りにひっかかってしまいました。国道で制限速度表示のないところ、従って60キロかと思い75キロくらいで走っていたのですが、前方で旗振っている人がいる。
やばいと思いましたが手遅れ、速度超過12キロとかで違反を通知されました。
抗議しました。
わずか10キロちょっとで、みんな10キロ、20キロオーバーしている、流れに乗って走らないと迷惑出し、かえって危険。アタナたち、ノルマのために、他府県ナンバーをつかまえているんじゃないですか。
勿論、そんなこと聞いてくれるわけありません。違反点数1点と反則金12000円の切符をきられました。
え、12キロオーバーなら9000円じゃないの、と聞いたら、そう、そういうことです。お察しのとおり、警察もダイナミックなんとかを採用したそうで、混雑時は高いのだそうです。
払わざるをえません、せめて銀行の空いている時間に振り込みます。ダイナミックプライシングで振込手数料も少し安くなるかもと思うからです。