ことの発端はこうです。
すこし尾籠な話になりますが、トイレで紙を使う時、右利きの人なら普通右手つかいますよね。
ある時、ふと考えたんです。
よく知られたことですが、イスラム教徒やヒンドゥー教徒は、左手を不浄の手として、食事などでは使わず、逆に右手で不浄なものを触らないようにしています。(ついてに言うと、頭をなでるのは多くの国でタブー、子供が可愛くても気をつけましょう。)
アジアを旅行していて、ふとそのことに思い至り、トイレで左手をつかってみました。
最初ぎこちないけれど、案外すぐ馴れます。私はなんちゃって仏教徒で左手を差別したりしていませんが、それ以来、トイレでは左手を使うことにしました。
ついでに、左手にもっと仕事させることを考えました。
年寄り仲間で、脳梗塞などで右手が不自由になった人の話を聞くにつけ、普段から左手でも箸をつかえたら助かる、字を書く局面は最近ないですが、名前くらい左手でかけるようにしよう、スマホの操作、マウスをもつ手もどうかな、などなど。
流石に複雑なジョブはうまくこなせませんが、結構面白いですよ。
それにアラ不思議、なぜか、最近頭の回転がよくなったのですよ。自分で言うのもナンですが。
ChatGPTさんに伺ったら、こんなことのようです。
利き手とは反対の手(非利き手)を使うことは、脳に良い刺激を与えると言われています。これにはいくつかの具体的な効果があります。
1.非利き手を使うことによる脳への効果
脳の活性化(神経可塑性の向上)
・普段使わない手を使うことで、新しい神経回路が作られ、脳の可塑性(適応能力)が向上します。
・特に右手を使う人は左脳が活発、左手を使う人は右脳が活発になりがちですが、反対の手を使うことで両方の脳をバランスよく刺激できます。
2.集中力や注意力の向上
・反対の手で文字を書いたり歯を磨いたりすると、普段の動作よりも意識的に行う必要があり、集中力や注意力が鍛えられるとされています。
3.記憶力の向上
・新しい動作を学ぶ過程で脳のシナプス(神経細胞のつながり)が強化され、記憶力が向上する可能性があります。
・特に、日常的な習慣を変えることは脳にとって良い刺激となり、認知機能の維持にも効果的と考えられています。
4.創造力の向上
・右手を使う人が左手を使うと、右脳(直感・創造を司る)が活性化されるため、発想力や創造力が向上する可能性があります。
5.運動機能やバランス感覚の向上
・利き手と反対の手を使うことで、普段あまり使わない筋肉や神経が刺激され、運動機能やバランス感覚が改善することが期待できます。
〈具体的な実践方法〉
・歯を磨く → いつもと反対の手で歯を磨く
・箸やスプーンを持つ → 利き手とは逆の手で食事をしてみる
・スマホを操作する → 反対の手で文字入力やスクロールをする
・簡単な絵や文字を書く → 左手でサインを書く、簡単な漢字を練習する
・マウス操作を逆にする → 仕事中にマウスを逆の手で使う
うん、うん、図星です。数独なんかの脳トレよりよほど良い筈です。
でも、そういいながら、この原稿、右手でマウス操作しながら書いています。それも酒飲みながら。
明日から頑張ります。とりあえず歯磨きだけでご容赦を。