嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

同性婚ってどう?

お互い配偶者を呼ぶのに、いろいろ言い方がありますね。外部からは、奥様、旦那様、ご主人さまが圧倒的、もともとは封建的な言い方でしょうけど、完全に定着しています。

こうしたなかで、連れ合いって言葉好きですね。英語で言えばパートナーですか。

結婚制度の内包する、子孫を設けるという生物的な面、財産面、「家」制度の面、そういったものを超えた、最親密で安定的な絆を持ちたいという人間的な欲求に根ざす響きがあります。

 

最近、社会の変化がめまぐるしく、婚姻制度についていろいろな動きがでてきました。同性婚もそのひとつ。

 

これを巡って5箇所で訴訟がおこされ、裁判所の判断もまちまちの結果がでました。

論点は「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立」とした憲法24条1項、「婚姻や家族に関する立法は個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚」とした同2項、法の下の平等をうたった憲法14条をめぐってですが、特に24条1項については、いずれも合憲としていますが、あとの2つについては分かれています。

2021年3月の札幌地裁は14条「違憲」ほか合憲、2022年6月の大阪地裁はすべて合憲、同11月の東京地裁判決はいずれも「合憲」ながら24条2項は「違憲状態」 2023年5月 名古屋地裁は24条2項、14条とも「違憲」、6月 福岡地裁 24条2項は「違憲状態」14条「合憲」と言った具合です。 (この項、ホントの話)

 

これらの訴訟は、いずれも同性カップルから提起されたもので、LGBTI 問題と軌を一にする動きでしたが、ここに来て、国際的にも例をみない、新しい訴訟がおこされました。

これは兵庫県に住む老人兄妹からのものです。

聞くところによると、配偶者に先立たれた男性と、同じく先立たれた妹が同居することになり、結婚を認めろと訴えたものです。

また、同じ村の、3人兄弟からも、自分たちは子供の頃から仲良くやってきて、ともに嫁の来てがないため、両親がなくなったあと、ずうっと一緒に家計を営んでいる、配偶者控除などの税務面で不利を被っているのは納得できないとの訴えがされております。

目下、神戸地方裁判所で、審議が開始され、はやければ来年にでも判決がでるものと期待されております。