新聞報道によると、「自民党は16日の総務会で、性的少数者(LGBT)への理解増進法案の修正案を了承した。自民、公明両党は与党政策責任者会議でも了承し、週内に国会に共同提出することで合意した。自民内では保守系議員の反発が根強いが、19日開幕の先進7か国首脳会議(G7サミット)を見据え、議長国の日本が「差別解消の取り組みに消極的だ」との批判を避ける狙いがある」とのこと。(読売新聞オンラインから引用)
日本の伝統文化を破壊するとか、国論を二分するとか、果は、女性が安心して歩けなくなると言った議論まであって、自民党内では反対者が多かったと聞いていたので少し意外でした。
エマニュエル駐日大使の意向でもあり、G7前にカッコをつける、大人の対応だったのでしょうか。
石破茂さんが指摘されたように「理解増進のための法案で、新たな法的な状態が起きるものではない」が「公衆浴場の女湯に『私は女性だ』と自認する男性が入ってきた時、排除できないとの懸念を 払拭しておかなければならない」わけで、こんごどんな形でまとまるのか気になります。
こうした中、現在の日本のベースは江戸時代にありその時代に立ち戻ることを党是としている、「日本維新以前党」では、画期的な政策を打ち出した。
党のスポークスマン、橋上徹氏に説明していただきましょう。
人間は平等であるべきで一切の差別は許されません。欧米から日本はLGBT対策が遅れているという指摘があるそうですが、主権国家としてそんな外圧で動く岸田政権には反対します。
もともと日本はそんな差別のないおおらかな社会でした。
私が一番腹の立っているのは、ブラジャーです。一昔前までは公衆の前で授乳するのは当たり前の光景でした。胸をさらすのは恥ずかしいという文化をアジアにもちこみ、時には強制してきたのは、ヨーロッパからきた宣教師たちです。
江戸時代は、混浴も当たり前でした。イザベラバートという英国人探検家は明治初期に日本をおとずれ、「日本は地上の楽園、人々は自由な生活を楽しんでおり東洋の平和郷」と言っているのですが、その紀行文を読むと「日本は混浴で却って秩序が保たれている」なんてくだりや、外人見たさにお風呂から真っ裸のまま出てくる女性もいて裸や性に対しておおらかだ、なんてくだりがあります。
そう、LGBTなんて今更言うのはおかしいのです。
我が党としては、そもそも男とか女とか、そういう区別すること自体を廃止することを提言していきます。学校教育で教える英語のHeとかSheといった表現だけではありません。戸籍からも行政文書からも全てです。私たちは男(He)でも女(She)でもなく人なのです。
男女差別は全くなくなります。公衆便所で男便所が空いているのに女子トイレが長蛇の列、なんて光景もなくなります。同性婚がどうのこうのという議論もこれで解決します。
ただ、悲しいお知らせがあります。
維新以前党では、これにより支持者が増えることを目論んでいたのですが、女性層からの猛ブーイングを受け、セクハラ訴訟までおこされてしまいましたとさ。