NHK党が党名を「政治家女子48党」(略称・政治家女子)に変更したのは記憶に新しいが、こういうおふざけはともかく、高額の受信料を集め民放顔負けのバラエティ番組を垂れ流しているNHKへの風当たりは依然として強い。
去る1月に会長に就任した稲葉氏は、「これまでの改革は、業務の効率化を大胆に進めることで、受信料値下げに伴う収入の減少を収支均衡に持っていく道筋について、おおむねめどをつけたものと理解している。この先、しっかり見極めながら、秋の受信料値下げを実現していきたい」としているが、これは労組対策などを考えた表向きのコメントで、日銀時代から一貫して氏の経営理念は、まずお金、経済合理性を徹底することにある。
このたび、氏の寝言を傍受することにより、氏の本音を明らかにすることに成功した。
これによると、下記の部局は廃止ないし大幅縮小することを考えているようだ。
1.アナウンス室
ワシのように超高給じゃないけど高給のアナウンサーを、電車も走っていない早朝から出勤させて、2人も3人も番組に出させる必要はない。アバターで十分。むにゃむにゃ。
2.解説委員室
うちは国営なんだから、内閣広報室から来た情報をそのまま流せば十分だ。毒にも薬にもならない解説しとらんで、足らない所はAIにさせたらいい。ChatGPTつかってみたけどAIの進捗、すごいじゃないか、あれにやらせろ。にゃむにゃ。
3.報道局
外国じゃ一人何役も担って体張って突撃取材しているメディアもあるのに、うちは大部隊の取材陣で現場いって、わからないとこは外国ニュースを翻訳しているだけじゃないか。中途半端やめて、いっそのこと海外メディアやネットから集めることに特化したほうが潔いよ。むにゃむにゃ。
逆に強化したがっている部門は
1.技術局
かっこいいこともせにゃならん。先端放送技術の開発は頑張らせよう。防衛省などとも連携していこう。AI活用すれば報道の公正化と合理化に頑張っているみたいにアピールできる。むにゃむにゃ。
2.検閲局(新設)
うちもだが最近のマスコミ報道は手抜きや嘘が目に余る。ネット情報のほうがよっぽど信用できるけど、フェークニュースも多そうだし、なぜか好きな情報しか飛んでこない。マジな話、これら真偽を判別し、正しい情報を国民に伝えていくのはワシの崇高な使命だ。政府と緊密に連携して国民の思想を正しい方向に導きたいものだ。そうすれば評価も上がる。むにゃむにゃ。
3.営業局
お金は大事だよ、日銀券しっかり集めろよ。むにゃむにゃ。
なお、この情報は最新技術を駆使して得られたもので、家宅侵入や、盗聴器設置、同衾者からの漏洩、など違法な手段で入手したものではないことを付言しておきます。
(追伸、冗談書きましたが良い番組もかありますし、番組制作の皆様の頑張りにも敬意を評します。)