日本食が世界遺産にもなろうというなか、来日客のみならず在住者の間でも、多様化がすすみ、ハラル食、ベジタリアン食などにも対応する施設が増えてまいりました。
ベジタリアンとは菜食主義者の総称で、下記の図のように魚や卵、乳製品、はちみつなどの可否など様々なタイプのものがあるのですが、ビーガン(Vegan)は最も過激で植物性のものしか食べないとされています。(ローフード通販LOHAS社さんのサイトから引用させていただきました。)
この考えは主にヨーロッパから来たのですが、日本に来て、草木国土悉皆成仏(山川草木皆成仏)とうう仏教思想の影響が加わり、山川はともかく植物も食べてはいけないのではないかという言説がささやかれるようになってきました。
これを受けて、このたび、シロアリの力を借りてコンクリートを分解して食料にする研究、ハイプラスティックから食品をつくるプロジェクト、空気中の炭酸ガスからでんぷんを合成する技術開発などが、静かにすすめられています
目下、コオロギ食でも物議を醸している折でもあり、一般公開はせずに、秘密裏にすすめられていますが、そのうち皆様の食卓にも普通に乗る時代もくるでしょう。